一本のサツマイモから始まる、僕の自然農。

巨木を巡る旅の傍らで、自宅の小さな畑と向き合い始めました。母から譲り受けた土の上で、耕さず、肥料を足さず、虫や微生物との対話を楽しみながら、一本のサツマイモを育てていく記録です。

土を「裸」にしない。3本の畝立てと、これからの共生。

「今日は絶好の農作業日和。
ようやく3本の畝(うね)を立て終えました。
一歩ずつ、理想の畑に近づいていく感覚が心地よい時間です。」

「自然農の大切な教えの一つ、『土を裸にしない』こと。
立てたばかりの畝には、シートと簾をそっと被せました。
手前の2本はジャガイモとインゲン。奥の1本はサツマイモのための場所です。
こうして覆うことで、乾燥や風から土を守り、中の微生物たちが安心して活動できる環境を整えます。」

「手前の畝には、30cm間隔でジャガイモを植え、その間にインゲンの種をまく予定です。
地中で育つジャガイモと、空気中の窒素を土に届けてくれるマメ科のインゲン。
お互いに助け合いながら育つ姿を想像すると、今からワクワクします。」

 

「今はまだ、シートと簾の下で静かに出番を待つ土。
次にこの覆いをめくる時は、いよいよ命を吹き込む植え付けの時です。
焦らず、自然のペースに合わせて進んでいこうと思います。」

 

うえのメンタル整体院

【自然農日記】芽吹きは、土への招待状。キタアカリの「浴光催芽」を始めました

春の気配が少しずつ濃くなってきましたね。 わが家の「自然農」プロジェクト、サツマイモに続いて新しい仲間が加わりました。 ホクホクとした甘みが魅力のジャガイモ、「キタアカリ」です。

袋を開けてみると、すでに元気な芽がひょっこりと顔を出していました。 少し白くてヒョロヒョロとしていますが、その姿はまるで「早く土に還りたい!」と急かされているような、力強い生命力を感じさせます。

今日から始めたのは「浴光催芽(よくこうさいが)」という作業。 種芋を光に当てることで、この弱々しい芽を、ガッシリとした「強い芽」に育てていきます。

新聞紙を敷いたトレイに、重ならないように並べて。 このひと手間が、厳しい自然の中でも力強く根を張るための、最初の大切な準備運動になります。

お皿の上で光を浴びるキタアカリたちを見ていると、こちらまで背筋が伸びるような、心地よい緊張感をもらえますね。 あと2〜3週間ほど、この子たちの「目覚め」をじっくり見守っていこうと思います。

 

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雨上がりのブヨブヨの正体は?畑の隠れた功労者イシクラゲ

イシクラゲ、あの雨上がりに現れるブヨブヨとした見た目は確かに少し驚きますよね。ワカメやキクラゲのようでもあり、少し不気味に感じる方も多いです。

基本的にはそのまま放っておいても全く問題ありません。 それどころか、自然農法や土壌の生態系を大切にする視点からは、非常に優秀な「助っ人」としての側面を持っています。

イシクラゲを放っておくメリット

  • 天然の肥料(窒素固定): イシクラゲは「シアノバクテリア」という細菌の仲間です。空気中の窒素を取り込んで土に還元する能力(窒素固定)を持っており、放っておくだけで土を豊かにしてくれる天然の肥料になります。

  • 保湿・マルチング効果: 乾燥するとカサカサの海苔のようになり、地面を覆います。これが土壌の急激な乾燥を防ぎ、微生物の住処を守る役割を果たします。

  • 光合成による有機物供給: 太陽光で光合成を行い、土壌に有機物を供給してくれます。

デメリットと注意点

  • 滑りやすい: 通路に密集していると、雨の日に足元が非常に滑りやすくなります。作業中の転倒には注意が必要です。

  • 見た目の好み: 繁殖力が強く、一面に広がると「手入れされていない」印象を与えることがありますが、これはあくまで美観の問題です。

活用と共生のアドバイス

もし通路で滑って危ない場合は、無理に薬(除草剤など)を使わず、スコップで削り取って畑の畝(うね)の中や果樹の根元に移動させてあげるのがおすすめです。そこで分解されれば、貴重な栄養源になります。

また、実はイシクラゲは古くから食用にされてきた歴史もあり、しっかり洗って熱を通せば食べることも可能です(ただし、畑で薬剤を使用していないことが前提です)。

虫や微生物たちとの対話を大切にしていきたいから、イシクラゲもその循環の大切な一員として、少し温かい目で見守ってあげよう(*^^*)

さて、この小さな畑が、これからどんな物語を紡いでいくのか?

日々の変化や気づきをお届けしていきたいと思います。

人が健康で豊かに生きるヒントがきっとあるはず!

 

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整体院に迎えた「新しい生命」と、冬を越したカポックの成長

暖房をしっかり効かせた当院は、一年中ポカポカとした空気が流れています。 この温かさを活かして、今日から新しい「見守り」を始めることにしました。

サツマイモの芽出しに挑戦

まずは、このサツマイモ。 水耕栽培で芽が出てくるのを、じっくりと待ってみることにしました。 隣には、赤い花を手にしたネズミのフレデリックを添えて。

大きな樹木を見上げる時の圧倒されるような生命力も素晴らしいですが、こうして手元で小さな芽吹きを待つ時間も、また格別です。 「さて、いつ頃芽を出してくれるかな?」と、お客様と一緒にその成長を見守る楽しみが増えました。

昨秋からのバトン、元気なカポック

そして、こちらは昨年秋に挿し木をしたカポック(シェフレラ)です。 厳しい冬の間も、院内の暖かな空気の中で、ツヤツヤとした斑入りの葉を元気に広げてくれました。

新芽の明るい緑色が、春の訪れを告げているようです。 土や植物に触れていると、自然と呼吸が深く、穏やかになっていくのを感じます。

 

おわりに

体が整う場所で、植物たちもそれぞれのペースで育っていく。 そんな穏やかな空間で、皆様をお迎えできればと思っています。

ご来院の際は、ぜひこのサツマイモの「進捗」もチェックしてみてくださいね。

「皆様の春の楽しみは何ですか?」

 

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uenomental.hateblo.jp

一本のサツマイモから始まる、僕の自然農。

窓の外はまだ10℃ほど。春の気配を待ちわびる福井の片隅で、僕は一つのグラスに水を満たしました。中にそっと沈めたのは、一本の細いサツマイモ。

昨年まで母が大切に守ってきた小さな畑。 体調を崩した母に代わり、今度は僕がその土を引き継ぐことにしました。 選んだのは「自然農法」。 耕さず、肥料も与えず、ただそこに集まる生命との対話を通じて育てる道です。

まずはこの一本の「芽出し」から。 ボディワークの仕事で体に触れるように、この小さな命の鼓動を丁寧に感じ取っていきたいと思います。

 

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